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無添加ワイシャツクリーニング

軟水で洗い天然石鹸で洗浄しタピオカ澱粉でのり付けしています。
肌に優しい仕上がりです。
軟水クリーニングとは 洗濯に使った場合
 ・石けんカスができないので、粉石けんの使用量が少なくてすむ
 ・粉石けんの洗浄力が高まる
 ・すすぎの時に石けんカスができないので、衣服に再付着せず、においや黄ばみや格段に少なくなる
 ・色物(特に黒っぽい物)を洗ったときでも、石けんカスの白い粉がつかない
 ・石けんカスが洗濯槽に付かないので全自動洗濯機でもかびが生えない 軟水クリーニングとは、洗浄水を軟水器により、硬度1mg以下の超軟水に変えてクリーニングする方法です。
軟水でクリーニングすることにより、石鹸カスがなくなる為、泡立ちが良くなり硬水に比べて石鹸の使用量を減らすことが出来ます。
また合成洗剤には軟水効果を得る為に、硬水軟化剤(エデト酸塩等)という化学物質が含まれており、これが昨今、環境に負荷をかける物質のひとつだと考えられます。
洗剤の使用量を減らせ、硬水軟化剤を必要としない軟水は、環境にやさしいクリーニング用の洗浄水と言えます。
また、石鹸カスはカビの栄養源にもなります。
石鹸カスの付着が無い軟水クリーニングは、黄ばみやカビの発生を抑え、カビを餌とするダニの発生も抑え、住環境を清潔にし、健康を守る効果もあります。
石鹸の特性 石鹸にはほかの界面活性剤と大きく違う特性がいくつかあります。
それらに共通するのは「ある条件を与えると界面活性作用(油脂と水を混ぜ合わせる力)が簡単に失われる」ということ。
界面活性作用が失われやすいのは「特性」というより「欠点」では?
そんな疑問も湧いてきそうです。
しかし、人体や環境のことを考えたとき、この「欠点」大きな美点となります。
たとえば、身体を洗うとき。石鹸は水でさっと流せばもうそれ以上皮脂を取ることがありません。
肌が荒れているときに皮膚科医が石鹸を勧める理由のひとつがこれです。
また、使ったあと排水として放出されてもすぐに洗浄力を失いますから、浄化槽のバクテリアや水生生物に界面活性作用を及ぼす心配がないのです。
特性1:薄まると汚れを手放す。
石鹸が洗浄力を発揮するためには、ある程度以上の濃度が必要です(臨界ミセル濃度)。
そしてその濃度を下回ると、汚れを捕まえる力を失ってしまいます。
これを「界面活性作用を失う」「失活する」と表現します。
石鹸で洗濯するときに、水に溶けている石鹸が臨界ミセル濃度を下回っていると汚れが落ちません。
一般的に、石鹸は臨界ミセル濃度に達すると泡が立ちはじめます。
ですから、「石鹸洗濯には泡が大事」といわれるのです。
特性2:酸に弱い。
石鹸はアルカリ性ですから、酸性の物質に出会うと中和されて洗浄力がなくなります。
衣類についた皮脂汚れは「脂肪酸」という酸性物質が主となる酸性汚れです。
泥だらけのスポーツユニフォームや機械油がべったりついた作業服などは予洗いが必要ですが、そうでなければ炭酸塩(アルカリ剤)の配合された石鹸を使って普通に洗うだけで十分です。
特性3:ミネラルに弱い。
水にはカルシウムやマグネシウムといったミネラル成分が含まれています。
水の性質を決める重要な要素で、硬度成分とも呼ばれます。
石鹸は、このミネラル分と出会うと水に溶けない金属石鹸、俗に言う「石鹸カス」に変化してしまいます。
金属石鹸は洗濯だと、色の濃い衣類を白く汚すこともあります。
ただ、日本の水は海外ほどミネラル分が多くない傾向があるため、洗濯にはアルカリ助剤入りの石鹸を使うなどの対策を取ればほとんど問題は起こりません。
地域の水にミネラル分が多くて石鹸がどうしても使いづらいときは、ミネラル分に強いヤシ油石鹸(ココナッツ石鹸)を使ったり、アルカリ剤を最大限活用して石鹸を使わないですむ工夫をしたりすると良いでしょう。
特性4:冷水では溶けにくい。
石鹸の原料であり、洗浄力の元となっている脂肪酸という物質は20度以下の冷水には溶けにくい性質があります。
40~50度くらいないと溶けない脂肪酸もあります。
石鹸が溶けなければ、洗浄力も十分に出ません。
ですから、特に洗濯では水温20度以上を保つよう気をつけます。
水道水の水温は1日の平均気温に近いといわれています。
したがって、日本では夏には20度以上あっても、秋から冬にかけては20度以下になる地域が多いと思われます。
手で触ったときに「冷たい」と感じたら、20度を下回っていることが多いようです。
そのような時期は、洗濯にはお風呂の残り湯を活用する、台所では給湯器のお湯を使う(20度以上あればOK)などの工夫をしましょう。
それができないときは、汚れをあらかじめ拭っておく、アルカリ剤を最大限活用するなど、なるべく石鹸を使わないですむ工夫をすると良いでしょう。
石鹸カスとは 石鹸生活のトラブル原因第一位、といっても過言ではない石鹸カス。
ですが、その石鹸カスに幾つかの種類があることは意外と知られていません。
種類が違えば対処法も少しずつ異なります。
トラブル解消のためには、まず、あなたを悩ませている石鹸カスの正体をきちんと見きわめましょう。
石鹸カスの種類は、以下のとおりです 金属石鹸 「石鹸カス」の代表格である白い微粉末。
石鹸が水道水のミネラル分(カルシウム、マグネシウム)と反応して脂肪酸カルシウム、脂肪酸マグネシウムなどになったもの。
石鹸と名付けられてはいますが、洗浄力はありません。
それどころか、色の濃い洗濯物の洗い上がりを白く汚すこともあります。
酸性石鹸 金属石鹸と同様「石鹸カス」の代表格。
ベタベタした灰色っぽい物質で、汚れに対して石鹸が足りないとできやすくなります。
たとえば皿洗いのとき、スポンジやシンクに黒っぽくベタベタした汚れが出たら酸性石鹸のサイン。
充分に泡立つまで石鹸を足し、汚れに負けないようにしてやりましょう。
シャンプーのあとに髪がゴワつく、ブラシに白っぽくベッタリとした汚れがつく、これも、髪に酸性石鹸ができていると思われます。
たっぷりの泡を立てて、ぬるま湯で充分にすすぎましょう。
シャンプーブラシで髪をとかしながらすすぐと仕上がりがよいようです。
石鹸の溶け残り 洗濯のとき、粉石鹸を十分溶かさないまま洗ったり、高温タイプの石鹸を冷水で使ったりすると、溶け残りが出やすくなります。
使う石鹸に適した水温で、十分に溶かしてから洗濯するようにしましょう。
二次石鹸 二次石鹸は、排水中の油分(遊離脂肪酸)とアルカリが反応したものです。
ブヨブヨした感触の物質で、油っぽい汚れを流すことの多い台所の排水口や排水管の中によくできます。
食器の油汚れは十分に拭き取ってから洗うようにすると、できにくくなります。
繊維クズが上記それぞれに絡んだもの 繊維クズが洗濯液中に大量にただよっていると、金属石鹸や酸性石鹸、石鹸の溶け残りと絡んで大きな石鹸カスに成長してしまうこともあります。
洗濯機のゴミ取りネットはきちんと取り付け、いつもきれいに掃除しておきましょう。
このような各種「石鹸カス」を放っておくと、カビや雑菌の温床になるので非常に不衛生なことになります。